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COLUMN

採用動画の参考事例はどう選ぶ?比較ポイントと自社企画への取り入れ方

採用動画を作りたいと思っても、どのような内容にすればよいか迷う担当者も多いでしょう。そんなときは、実際に公開されている採用動画を見ると、自社で何を撮るか考えやすくなります。この記事では、企業が公開している採用動画の事例を紹介しながら、仕事内容、社員の雰囲気、職場の様子など、どこを見れば自社の企画に活かせるかを説明します。

採用動画の参考事例は、見た目より「誰に何を伝えるか」で選ぶ

参考にする採用動画を選ぶ前に、まず自社が採用で何に困っているかを整理します。たとえば「製造現場の仕事内容が伝わらず、応募前に不安を持たれやすい」「学生に社員同士の関係や働く理由を知ってほしい」といった整理です。

同じ業界の動画でも、経験者向けと未経験者向けでは必要な説明が異なります。自社と業種が違っても、応募者の疑問と動画を使う場面が近ければ、参考になる部分があります。

事例を見るときは、誰に向けているか、最初に何を伝えているか、どんな仕事や会話を見せているか、どこで使っているかを確認します。再生回数や映像の美しさだけでは、自社の採用に合うかは判断できません。

形式の違いから整理したい方は、採用動画の種類と目的別の選び方も参考にしてください。ここでは、公開事例のどこを自社の企画に取り入れるかを考えます。

まず確認したい採用動画の参考事例

以下は、各社の公式採用サイトに掲載されている動画の例です。レンズの制作実績ではありません。公式ページの動画区分や紹介内容をもとに、参考にできる点を整理しています。各社の応募数や採用成果を比較するものではありません。

企業公式ページに掲載されている内容自社で参考にする点
旭ファイバーグラス会社・製品・仕事などの説明動画と、若手社員の1分インタビュー会社の説明と社員の声を分けて届ける
UBE職種・勤務地などを示した社員紹介映像募集職種ごとに、誰の仕事を紹介するか決める
西松建設土木・建築・設備・営業などの社員インタビュー仕事の役割に加え、成長や周囲との関わりを伝える
アイシン製造技術の1日密着、若手技術社員の座談会、会社説明会動画など仕事の流れと社員の考えを、目的に応じて見せ分ける

仕事内容や一日の流れを見せる事例

UBEは研究、開発、生産技術、製造、設備管理、営業など、職種ごとに社員紹介映像を設けています。複数職種を採用する企業は、会社全体の紹介だけで終わらせず、「どの仕事を、誰が担うのか」を職種ごとに示す考え方を取り入れられます。

自社では、まず採用上の説明が不足している職種を一つ選びます。たとえば製造職なら、作業だけでなく、何を確認し、どこで判断し、誰に相談するかも撮影候補になります。全職種を一度に制作する必要はありません。

UBE公式|社員紹介映像を見る

アイシンは、製造技術社員の一日を追う動画や、若手技術社員の座談会を掲載しています。自社で取り入れるなら、「始業から終業までのすべて」ではなく、応募者に知ってほしい仕事の場面を制作会社へ伝えます。

未経験者に見せるなら、担当業務だけでなく、作業を教わる場面や確認を受ける場面も候補です。経験者に見せるなら、任される判断や他部署との連携を中心に考えます。同じ一日密着でも、誰に見せるかで撮る内容が変わります。

アイシン公式|動画一覧を見る

社員の声や職場の雰囲気を伝える事例

仕事内容は求人票で説明できても、「どんな人と働くのか」「入社後にどう成長するのか」は文章だけでは伝えにくい情報です。西松建設の社員インタビューの紹介には、現場での連携や、若手の成長、将来の目標などが示されています。

社員の声を参考にする際は、話し方の上手さではなく、応募者の疑問に答えているかを見ます。自社で人間関係への不安を減らしたいなら、社員が一人で話す場面だけでなく、相談や連携が生まれる仕事の場面を候補にします。

西松建設公式|社員インタビュー動画を見る

旭ファイバーグラスの動画ページは、会社・製品・仕事などを説明する動画と、若手社員の1分インタビューを分けて掲載しています。会社の基本情報と、社員本人の言葉を分けて用意する考え方が参考になります。

自社の採用サイトに会社説明が十分あるなら、同じ説明を繰り返すよりも、仕事を選んだ理由や実際に担当した業務を社員の言葉で補う方法があります。動画の本数ではなく、採用サイトで不足している情報から検討します。

旭ファイバーグラス公式|動画で見る

レンズの制作事例|仕事を知らない人の目線で現場を見せる

専門性の高い仕事では、担当者にとって当たり前の説明でも、応募者には分からないことがあります。参考事例を見る際は、仕事を初めて知る人の疑問を、映像の中でどう扱っているかも確認してください。

レンズが映像制作に携わった、にいがた就活応援番組「ジモクラ」の株式会社ミタカ様の回では、NGT48のメンバーによる企業訪問と仕事体験を通じて、冷凍・冷蔵設備に関わる仕事を紹介しています。社員や経営者へのインタビューも組み合わせた事例です。

これは就活応援のテレビ番組ですが、初めて仕事に触れる人の目線で現場を見る考え方は、企業の採用動画にも取り入れられます。たとえば自社なら、新人が先輩に質問する場面を候補にし、道具の使い方や作業の理由を説明する構成が考えられます。番組と同じ出演者や演出を用意することが目的ではありません。

にいがた就活応援番組「ジモクラ」|株式会社ミタカ様の制作事例を見る

参考事例を自社の企画へ置き換える手順

参考動画を一つ選んだら、「同じ映像を作る」ではなく、自社の状況に置き換えます。社内では次の内容を一枚にまとめると、制作会社との初回相談が進めやすくなります。

整理する項目記入例
採用したい人・課題未経験の製造職志望者に、仕事を覚える過程が伝わっていない
参考動画と取り入れたい点公式ページのURLと、先輩に相談する場面を参考にしたい理由
自社で撮れる場面若手社員が準備し、先輩の確認を受けながら作業する様子
優先する使用場所採用サイトの製造職紹介ページ。説明会での上映も検討
制作条件出演候補、撮影できる場所、公開希望時期、予算の範囲

この段階で決めるのは、誰に、何を、どこで伝えるかです。出演する社員、撮影日程、動画の長さ、具体的な撮影内容は、職場の状況と利用場所を踏まえて制作会社と相談して決めます。

参考動画を共有するときは、「雰囲気が好き」だけでなく、参考にしたい場面と理由を添えてください。会社名やロゴを置き換えるような再現ではなく、自社の仕事や社員の経験を根拠に構成を考えます。

事例と同じ見せ方でも、制作条件と費用は変わる

公開されている映像を見ただけでは、制作費は分かりません。撮影場所や日数、出演人数、事前取材、編集する本数などによって費用が変わります。見た目がシンプルなインタビューでも、複数の拠点を訪ねれば移動や調整が必要です。

採用サイト用の本編に加えてSNS用の短い動画も必要なら、撮影前に相談しましょう。同じ素材を使えても、短尺版の構成や字幕、縦型画面への調整は別の作業です。最優先の用途と、追加で検討する用途を分けて見積もると比較しやすくなります。

予算を具体化したい方は、映像制作の費用目安と見積もりの内訳をご覧ください。依頼先や準備まで検討している方には、新潟で採用動画を制作する際の費用・事例・依頼準備も参考になります。

まとめ

採用動画の事例を見るときは、再生数や映像の雰囲気だけでなく、どんな人に何を伝えているかを見ると参考になります。仕事内容を見せているのか、社員の声を中心にしているのか、職場の雰囲気を見せているのかを比べてみましょう。

参考にしたい場面が見つかったら、自社のどの仕事や社員で伝えられるかを考えます。動画を作ることだけで応募が増えるとは限りません。募集条件や採用サイトの情報も確認しながら、応募者が判断するために不足している情報を補ってください。

参考動画から、自社で撮る内容をレンズへ相談する

「参考動画は見つかったが、自社では何を撮ればよいか分からない」という段階から相談できます。新潟市の合同会社レンズでは、採用動画の企画・構成から撮影・編集まで対応しています。

募集職種と応募者に伝えたいこと、参考動画のURLと取り入れたい点をお聞かせください。誰のどんな仕事を撮るか、採用サイトや説明会でどう見せるか、予算の中で何を優先するかを整理します。

お問い合わせ内容には、分かる範囲で「募集職種・採用上の課題・参考動画・使用場所・希望時期・予算」をお書きください。参考動画や企画がまだ決まっていなくても構いません。

参考動画をもとに、自社の採用動画を相談する

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千葉 仁

新潟を拠点に、企業の成長に直結する映像戦略を手がけるクリエイティブディレクター。企画・構成・演出まで一貫して担うスタイルを強みに、採用・販促・ブランディング領域で成果につながるコンテンツを数多く制作してきた。

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